患者さんはお見通し?医師とスタッフの良好な関係がすばらしい医院をつくる

患者さんが、感じの良い歯科医院を選びたくなるのは当然のこと。名実ともにすばらしい医院を目指すために、医師とスタッフの関係づくりはとても大切だといえるでしょう。そこで見習いたいのが、アメリカの医院。多民族国家であるアメリカでは、小さな医院のなかでも文化や風習の異なる民族が入り交じって働くことも多々あります。こうした環境下でも、良好な人間関係を築けるコツとはいったい何でしょうか? 

医院内の人間関係が患者さんに与える影響

患者さんの多くは、神経を尖らせて診察台に座っています。医師とスタッフが話す言葉や会話のトーンも耳に入りやすいようです。スタッフ同士の信頼関係や雰囲気は、なんとなく分かってしまうもの。患者さんは、リラックスできる環境で歯の治療を受けたいと思っているはずです。親しみやすい医院づくりのためにも、医院内の人間関係向上に努めましょう。

スタッフとのコミュニケーションの取り方

医師とスタッフ、またスタッフ同士の人間関係を良好にするためには、コミュニケーションが重要です。では、どうしたらベストなコミュニケーションを築けるのでしょうか? 

朝礼は事務的なこと以外も話せるように

毎朝10~15分間、一日の伝達事項を共有しましょう。業務連絡以外にも、スタッフ全員に知っておいてほしい情報を伝えることで、スタッフ同士でフォローし合える雰囲気づくりにつながります。

定期的なミーティングはホッとさせる空間で!

アメリカでは、軽食を食べながら会議をすることが多々あります。食事は脳の疲れをとり、リラックスさせる効果があるといわれています。くつろいだ雰囲気のなかで会議を行うことで場がなごみ、人間関係も良好になるのかもしれません。

アンケートで意見を聞く

オープンな場では、話しにくいこともあるものです。スタッフ同士の関係性を把握するためにも、アンケート用紙を設置して、意見や不満を聞いてみるのもいいかもしれません。

医師とスタッフとの信頼関係の育み方

人間関係を良好にするうえで、信頼関係も大切なポイントです。医院のスタッフ同士がすばらしい信頼関係を築き、育んでいれば、医院全体の雰囲気が自然とやさしく温かなものになるでしょう。

やる気を起こさせる

チームワークの根っことなるのが、「仕事に対するビジョンの共有」です。これはスポーツと同じで、勝利という目標を共有することにより、チームワークが芽生えるのと同じ原理。まず、歯科医師が医院の運営ビジョンをスタッフたちに伝え、それを理解してもらいましょう。目標が同じであれば、スタッフのやる気が高まり、信頼関係が生まれます。

声かけと感謝を忘れずに

コミュニケーションを通して、歯科医師がスタッフを気にかけていることを示しましょう。基本的なあいさつはもちろんのこと、「最近調子はどうですか?」「何か不都合なことはありませんか?」といった声かけも大切です。また、すばらしい仕事には、それに見合う報酬やボーナスを与えて感謝の気持ちを表しましょう。経営者が常にスタッフを気にかけ、感謝の気持ちを見せるのは重要なことです。

「クイーンビー症候群」をつくらない! 

英語で「Queen Bee Syndrome」(クイーンビーシンドローム)という言葉があります。熟練した長期勤務のスタッフが台頭し、無責任だったり怠慢だったりすることです。上司である医師も、重要なスタッフであるだけに、見て見ぬふりをしてしまう傾向にあるそうです。しかし、これでは他のスタッフとの信頼関係は崩れてしまいます。そのような状況に気づいたら、適切なフォローや指導を心がけましょう。

スタッフの良好関係が患者さんに心地よい環境をつくる

医院に限らず、どんな社会でも良好な人間関係は、とても大事なことです。簡単なようで実はむずかしいことかもしれませんが、豊かな心を持ち、前向きな気持ちにさせることで、スタッフ同士の心はつながっていくはずです。明るくて心地よい空気が流れる環境をつくり、患者さんが安心して受診できる医院を目指しましょう。 

いかがでしたか? タカラベルモントでは、先生と一緒にこれからの医院づくりについて一緒に考えさせていただきます。いつでもお気軽にお声掛けください。