楽しいことを共有する。「グッドアンドニュー」で職場の人間関係を改善!

仕事の不平不満ばかり言っているスタッフがいると、職場の雰囲気が悪くなってしまいます。スタッフの意欲を高めるには、楽しいことを共有することが効果的だとご存じですか? ここでは、アメリカで生まれた組織活性化のためのエクササイズ「グッドアンドニュー」を、どのように歯科クリニックに取り入れるかをご紹介します。

アメリカで考案され効果を発揮「グッドアンドニュー」

「グッドアンドニュー」は、アメリカの教育者であるピーター・クライン氏が、ポジティブ思考の安定化、組織の活性化やチームワークの強化のために考案したものです。学校や企業などさまざまな組織で取り入れられ、実績を上げています。すぐに成果をあげられるとは限りませんが、「グッドアンドニュー」を行うと、スタッフの相互理解が深まり、職場の雰囲気も良くなるといわれています。

「グッドアンドニュー」を実践するには

「グッドアンドニュー」の具体的な方法について、ご説明します。

グッドアンドニューの手順

  1. 丸いゴムボールを用意します。
  2. 最初にゴムボールを持った人が、「最近、仕事やプライベートで楽しかったこと、嬉しかったこと、感動したこと」について1つ話しをします。
  3. 他のスタッフは全員拍手をします
  4. 話し終わった人は、ゴムボールを他のスタッフに投げます。
  5. 全員が話し終わるまで、繰り返します。

実際に行うときの注意点

  • ボールを持った人は、不平や不満、怒ったことや悲しかったことなど、ネガティブなことは言わないようにしましょう。「特に楽しいことはない」と思った人でも、何か話すことはないかと考えることで、実際に身の回りで起こったことを違う角度からとらえなおすことができます。
  • 全員のポジティブな話を聴き続けることで、楽しい気持ちが伝わり、雰囲気が良くなります。これは、ポジティブ思考を習慣化させる「リフレーミング」という心理学の考え方に基づいています。
  • ボールは渡すのではなく、必ず投げるようにしましょう。「投げる」という行為によって活気が出るため、みんなが楽しい話題を出しやすくなります。

ミーティングに「グッドアンドニュー」を取り入れる

歯科クリニックで「グッドアンドニュー」を実践するときは、なるべくスタッフ全員がそろうミーティングの前に、30~40分ぐらいかけて行うのが良いでしょう。なぜなら、ミーティングの前に楽しい話題を共有し、雰囲気を良くしたほうが、より活発な意見が出やすくなるからです。

ポジティブな気持ちが業務に好影響を与える

仕事の話題では、「困難な治療をうまく行うことができた(サポートすることができた)」「こちらの対応に患者さんがとても満足してくれた」という話が多くなるでしょう。こうした話は、直接的にスタッフの気持ちが明るくなりますし、場合によっては業務改善にもつながります。

スタッフの新たな一面を知る機会にも

一方で、プライベートな話も重要です。女性の同僚同士ならおしゃべりするようなことでも、経営者や上司はほとんど知らないものです。「この人にはこんな一面もあるのか」と知ることで、相手の性格や価値観に対する理解が深まります。その後のコミュニケーションが増えることで、仕事も断然進めやすくなります。

「グッドアンドニュー」で活気のあるクリニックへ

このように、歯科クリニックでも楽しいことを共有する「グッドアンドニュー」を取り入れることで、職場の人間関係が良くなり、組織を活性化することができます。朝礼やミーティングの前などに気軽にトライすることから始めてみましょう。

いかがでしたか? タカラベルモントでは、先生と一緒にこれからの医院づくりを考えさせていただきます。いつでもお気軽にお声掛けください。