有能なスタッフが辞めるときの引き留め術とダメなスタッフをやる気にさせる方法

有能なスタッフほど去っていき、困ったスタッフほど残るもの。これは多くの企業でよく見られる現象ですが、歯科医院も例外ではありません。この現象を覆すためにも、有能なスタッフが辞意を伝えてきた際には、うまく引き留めることが大切です。トラブルが多いスタッフは優秀な人材に育てあげ、院内全体のスタッフの質を高めましょう。

有能なスタッフが辞めると言ったとき、医院側はどう対応する?

どんな業界でも、優秀な人材は引く手あまた。有能なスタッフは、より良い労働環境や収入を求めて辞めていくことが少なくありません。しかし、医院側としては何としてでも引き留めたいところ。説得をしてもスタッフの意志を変えられなかった経験がある方は、対応の仕方を改める必要があるかもしれません。

「聞く」姿勢が気持ちを揺るがす

辞意を伝えたスタッフに医院の魅力を伝えようと説得するのは、残念ながら逆効果になるケースが多いようです。スタッフが辞めたくなった背景には、何かしら医院への不満があります。その不満に対して耳を貸さずに「もう少し頑張ってみたほうがいい」「今辞められるのは困る」などと説得すると、相手の心は余計に離れる可能性が。まずは不満を聞き入れ、改善する姿勢を見せることが大切です。

「辞めたい理由をきちんと知りたいから教えてくれないかな」と話を聞き、「気がつかなくて悪かったね」と謙虚に伝えましょう。そして、原因に対する対処法を提案すると、スタッフからの信頼が高まり、気持ちが揺らぐかもしれません。

トラブルが多いスタッフを有能な人材にする方法

ミスやトラブルを多発するスタッフはいませんか? 指導を何度繰り返しても成長が見られないと「ダメなスタッフだ」と見なしてしまいがちですが、原因は指導方法に潜んでいるかもしれません。能力や性格は人それぞれ異なるため、多くのスタッフに通用する指導方法であっても全員に適しているとは限りません。一人ひとりに合わせた対応をすることで、スタッフの能力を高めることができます。

目標達成で自尊心をつける

特定のスタッフが何度もトラブルを起こす場合、その原因は仕事への不安に潜んでいるかもしれません。周囲の顔色をうかがい、ミスに怯えながら働いていては、良い仕事にはつながりません。スタッフの能力に合わせた小さな目標をいくつも用意し、それをクリアさせることで自信を与えましょう。目標の達成による成功体験が仕事への向上心と意欲をアップさせ、自尊心へとつながります。自尊心を持って働くことで成長願望が強まるため、有能な人材へと導くことができます。

より優秀なスタッフにするための努力とは?

優秀なスタッフは、成長の機会を常に探しているもの。業務をそつなくこなせるようになると、職場での目標がなくなり、違う職場で能力を試したくなる傾向があります。こうした結果にならないためにも、研修やセミナーへの参加を促したり、責任ある仕事を任せたりして、やりがいと仕事への魅力を感じさせましょう。

たとえば、接遇のマナー講習に参加させ、スタッフ全体のマナー指導を強化させるのはいかがでしょうか。刺激的な環境を維持することで、より優秀な人材へと成長していくでしょう。

報酬とフィードバックがモチベーションを高める

自分の能力を客観的に判断できるのが報酬です。働きや能力に応じた報酬を与えることで、スタッフの承認欲求を満たし、長期的な雇用の継続につながります。また、仕事ぶりを評価するためのフィードバックも欠かせません。しかし、有能なスタッフにはそれだけのプライドもあるため、言葉は慎重に選びたいところ。良い点を伝えながら課題を示すことで、克服に向けてモチベーションを高めることができます。こうした積み重ねがより優秀なスタッフを育成します。

一人ひとりへのアプローチがスタッフ全体の質を高める

有能なスタッフもダメなスタッフも、承認欲求を満たすことが成長につながります。有能な人材にも常に刺激的な環境と見合った報酬を与えることで、職場への魅力を感じさせましょう。また、ダメなスタッフと決めつけず、能力に合わせたアプローチを忍耐強く行い、今後に期待することも必要です。一人ひとりに合わせたアプローチを行い、スタッフ全体の質を高めましょう!

いかがでしたか? タカラベルモントでは、先生とこれからの医院づくりについて一緒に考えさせていただきます。いつでもお気軽にお声掛けください。