面接時に役立つ!歯科医院における人選の基本と注意点

人選で重要となるポイントは、職種によって異なります。では、歯科医院の場合はどうでしょうか? 経営を円滑にし、患者さんへのイメージをよくするためにも、面接時にどのようなことに注意したらよいか、大事なポイントを探ってみましょう。

歯科医院のスタッフ面接で重要視したい3つのポイント

はじめに、歯科医院スタッフの要である歯科アシスタントと受付業務に的を絞って、それぞれ3つの重要ポイントを見てみましょう。

歯科アシスタント採用の場合

1. 時間管理能力

歯科治療は限られた時間で色々な仕事をこなす必要があります。遅刻したり予定を忘れたりしないことはもちろんのこと、次にやるべきことを予測し、予定を立ててうまく時間配分ができる能力が必要です。

2. 対話能力

患者さんに安心感を与えるのも大きな仕事です。特に子どもやお年寄りのケア、そして、頑固な性格の患者さんと円滑な会話ができるかどうかがチェックポイントです。

3. 細かな仕事

歯科医院でのアシスタント業務は、非常に細かな作業の連続です。手先の器用さや繊細な仕事に自信があるかどうかも確認しましょう。

受付業務採用の場合

1. 自然な笑顔

初めて会ったときのイメージは大切な要素です。作り笑顔ではなく、自然な親しみやすい笑顔で人に接することができる人を選びましょう。

2. スケジュール管理能力

予約の管理、緊急の患者さんの時間配分など、予定を管理できる能力は必須です。

3. 清潔感

玄関、待合室、トイレなど、常にきれいな状態を保てるよう、受付業務の合間にも歯科医院全体に対しての清潔を維持できるスタッフも欠かせません。

限られた面接時間を有意義に使うためにも、重要ポイントを把握しておくことは大切です。

一般の会社や病院と異なる採用基準は何か?

次に、歯科医院での採用が、ほかの企業と異なる点を考えてみましょう。小規模な経営が多いこと、患者さんのケアが主な仕事であることを考慮します。

チームワーク

小規模な職場だけに、チームワークを乱すおそれのある人材は適していません。学校での集団生活やクラブ活動の経験、過去の職場における経験などから、チームで活動するのに適した人かどうかを見極める必要があります。また、過去に経験したチームの中での役割や実績も聞いておくと、適性を見抜きやすくなります。

緊急事態をうまく処理できる能力の有無

「子どもの患者さんが泣き叫んでいる場合はどうしますか?」「控えめで無口な患者さんが初診で来院した場合、どのように接しますか?」「頑固でこちらの意見を全く受け付けない患者さんにどう接しますか?」「緊急事態の患者さんが突然来て慌てている場合、どう対処しますか?」などと質問し、難しい患者さんの場合に、うまく対応できる能力があるかどうかを見極めましょう。

面接時に聞いてはいけないこと・聞くべきこと

人選において、聞いてはいけないこと、また、歯科医院の面接として必ず聞いておくべき事項は、どのようなことでしょう? 

聞いてはいけない質問

歯科医院での面接に限ったことではありませんが、社会的な差別となる質問は控えましょう。例えば、人種、民族、家族のことや出生地、また信仰・思想など、職業安定法に基づく指針をしっかり把握しておくことが大切です。

聞いておくべき質問

歯科医院での勤務経験が履歴書に書かれている場合は、その経験を詳しく聞き、以前の職場を辞めた理由もさりげなく質問します。歯科医院での勤務経験がない場合は、細やかな作業の仕事に就いた経験があるか、また、そうした仕事が得意かどうかについても質問します。

また、誰でも公平に接することができるか、親しくできるかどうかも判断基準になります 。「スタッフが噂話を始めたら、あなたはどうしますか?」など、スタッフ間の関係をどう考えるかについても、聞くことは大事です。

優秀な人材確保で患者さんも安心

スタッフが優秀な人材であれば、歯科医院の運営もうまくいきますし、患者さんからの評判も上がるでしょう。あまり頻繁にスタッフが入れ替わると、患者さんから不信感を持たれてしまう危険性があります。それぞれの歯科医院に適したスタッフの獲得は、スタッフにも患者さんにも長期にわたる「安心」を約束するひとつの方法ともいえるでしょう。

いかがでしたか? タカラベルモントでは、先生と一緒にこれからの医院づくりについて考えさせていただきます。いつでもお気軽にお声掛けください。