歯科医療のクオリティーと医院経営の効率を同時にアップ!環境整備が生み出すメリット

看護教育学の第一人者、フローレンス・ナイチンゲールは、自然治癒力を高める方法のひとつとして「環境を整えることが重要である」と説いています。清潔かつ安全で安心を与える環境整備こそが、患者さんへのケアとなるからです。さらに、患者さんのためだけでなく、歯科医師やスタッフにとって働きやすい環境をつくるという意味でも、歯科医院にとって環境整備は欠かすことができません。

歯科医院が環境を整備する目的とは?

環境整備とは、衛生的で安全な環境づくりのために、掃除、整理整頓、物品管理などをすることです。ここでは、歯科医院が環境を整備する目的をあらためて確認しましょう。

  • 患者さんにとって快適で安全な治療環境を提供する
  • より効果的な治療、質の高い歯科医療を提供する
  • 感染症や事故、ケガ、二次的な障害を防止する
  • 歯科医師やスタッフにとって安全で働きやすい労働環境を保障する

日常のルーチン作業として掃除や整理整頓をするのではなく、以上のような目的意識を持って環境整備に取り組むことが必要です。

環境整備で注意すべき6つのポイント

環境を整備するときには、以下に挙げる6つのポイントを押さえつつ、掃除や整理整頓、物品の管理などの手順を考えましょう。

  • 環境調節
    防音がされているか、臭気が管理されているか、室内温度や湿度は適正に保たれているかなど
  • 清潔管理
    タオルやガーゼなどが汚れていないか、診療台の周囲にゴミが落ちていないか、ゴミは定期的に捨てられているかなど
  • 事故防止
    コード類が管理されているか、刃物類が放置されていないか、床に液体がこぼれていないかなど
  • 整理整頓
    待合室のスリッパや雑誌類が整理されているか、使用後の機器が放置されていないかなど
  • 医療機器・物品の管理
    医療機器が適切に設置されているか、医療機器が正常に作動しているかなど
  • プライバシー管理
    不必要なドアの開閉や会話の声漏れなどがなく、患者さんのプライバシーが保たれているかなど

上記の各ポイントにおいてするべきことは、歯科医院の診療内容、設備、患者さんの年齢層などによっても異なります。働いている環境に合わせて、スタッフ全員がよく考えて情報を共有しましょう。

環境を整えることで経営も効率化される

環境整備をすることで、経営面への効果も期待できます。環境整備によって患者さんの満足度が高まるだけでなく、歯科医師やスタッフが働きやすい職場環境となることで業務が効率化するためです。
実際に、環境整備が行き届いていない歯科医院は、問題を抱えていることが多いようです。例えば、マニュアルがなかったり、スタッフ同士の連携が欠けていたりすると、作業効率の低下が懸念されます。また、環境整備の質に個人差があったり、認識が浅かったりすると、医院全体の質に疑問を持たれる恐れがあります。

こうした問題点を解決すべく実行計画を定めていくと、自然と日々の業務が整理されます。また、効率化によってスタッフ間の雰囲気もよくなり、歯科医院全体の収益アップにもつながります。

環境整備はただの掃除ではなく医院全体のために必要なこと

環境整備は安全で質の高い歯科医療を提供するためにも、歯科医院の経営効率を高めるためにも、重要な意味を持っています。環境整備をただの掃除や整理整頓だと思わずに、目的意識をしっかりと持って取り組んでみましょう。

いかがでしたか?タカラベルモントは先生と一緒にこれからの医院づくりについて考えさせていただきます。いつでもお気軽にお声掛けください。