焦りや緊張は克服できる!患者さんと上手に接するには

患者さんを相手にする歯科医師や歯科衛生士という仕事に就いたものの、焦りや緊張に弱い方もいるのではないでしょうか。どんなに緊張しないようにと努めていても、いざ患者さんを前にするとなかなか思いどおりにいかないものです。しかし、それは医療従事者として克服すべき課題だといえます。そこで今回は、緊張したり焦ったりしたときに、患者さんと上手に接するコツを伝授します。

「焦り」を受け入れることが克服への近道

患者さんとうまく話せなかったり、ミスをしたりしたときに、「焦らない自分」をイメージしてその場を切り抜けようとしていませんか? しかし、この方法では余計に焦ってしまい、逆効果になることがあります。実は「焦り」を克服する一番の近道は、「焦り」から逃げずにそのまま受け入れることなのです。

焦りや緊張を感じる場面を体験して「焦り」の正体を知る

心理状態に影響されず的確に行動するには、焦ったり緊張したりする場面に慣れておく必要があります。例えば、会話をするのが苦手な人は、家族や友人・知人、同僚と、自分の好きなことや嫌いなものについて積極的に雑談するようにしてみましょう。また、人見知りの人は、街で見かけた人に道をたずねたり、レストランの店員さんと言葉を交わしたりするといいかもしれません。

このような場面を体験することで、焦りや緊張を感じる理由やパターンを知ることができます。例えば、ミーティングで意見を求められて焦ったという場面。苦手な上司から指名されたから焦ったのか、それとも後輩の目を意識したから焦ったのかと、自分の感情を掘り下げてみます。そうすることで、「焦り」の原因となる「自分は相手の期待に応えられているだろうか?」という「不安」が見えてきます。

「自分にできること」を正しく把握する

周囲の期待に応えようとする意識が強すぎて不安に陥るのは、自分の能力やスキルを過大評価しているからです。そのような不安からくる焦りや緊張とうまくつきあうには、「自分にできること」を正しく把握しなければなりません。

完璧主義を捨て「このぐらいでOK」という合格ラインを設定する

自分の実力を把握するのが苦手な人には完璧主義の傾向があり、ものごとが完璧にうまくいったときはいいのですが、ひとつでもミスがあると自分を否定してしまいます。そこからくる「完璧にしなければいけない」という思いが、緊張や焦りの原因となるのです。

完璧主義を捨てると、ミスをしたり焦ったりする自分を受け入れられるようになり、自身の力を的確に把握できるようになります。そして、目標を立てるときにも背伸びをする必要はありません。また、目標を100%達成することを目指すのではなく、「このぐらいできればOK」という合格ラインを設定しましょう。

目標達成の基準を「他人」から「自分」へ

自分の身の丈に合った目標と合格ラインを決めたら、その評価基準を考えましょう。しかし、目標達成の基準が他人からの評価にあると、期待に応えなければならないというプレッシャーにさらされてしまいます。自分の中で評価できるところを基準にしましょう。

評価基準が変わることで行動も変わる

目標達成の評価基準が他人から自分へと変わると、焦りや緊張のなかでも自分の実力を最大限に発揮すべく行動できるようになります。例えば、患者さんに治療内容を説明するときに完璧な対応を目指す必要はありません。「これだけわかってもらえればOK」「質問にていねいに答えればOK」といった、自分で決めた合格ラインを心がければ、多少言葉が詰まったり途切れたりしても乗り切れるはずです。

無理に自分を変えずに緊張や焦りを乗り越える

無理に自分を変えても長続きはしません。評価基準を「他人」から「自分」に変えてみるだけで、焦りや緊張に動じることなく、「自分にできること」がこなせるようになります。大切なのは、背伸びをして完璧を目指すことではありません。今の自分にできることを精一杯にやり続けていれば、おのずと患者さんと上手に接するコツが身につくはずです。

いかがでしたか?タカラベルモントは先生と一緒にこれからの医院づくりについて考えさせていただきます。いつでもお気軽にお声掛けください。