目指せ!「デキる」歯科衛生士

歯科衛生士としての経験が増えてくると、将来のキャリアに不安を感じる方が多いようです。スキルに自信が持てない方や、専門的なスキルや知識を身につけたい方は、歯科衛生士としてステップアップを目指してみてはいかがでしょうか。今回は、ワンランク上の歯科衛生士になるための方法について考えてみましょう。

求められているのはデキる歯科衛生士

歯科衛生士の不足が叫ばれる昨今、多くの歯科医院で歯科衛生士の募集をしています。しかし、資格があれば誰でもいいわけではなく、求められているのはスキルの高い人材です。歯科衛生士の存在は医院の経営にとって非常に重要で、そのスキルによって患者さんの満足度が大きく左右されます。しっかりとしたスケーリングやブラッシング指導ができれば予防歯科としての評価につながり、増患効果が期待できるでしょう。

特に、歯科衛生士担当制を導入している歯科医院は、患者さんからの期待が高まる傾向があります。そして、それに応えるためには、歯科衛生士のスキルアップが欠かせません。高いスキルを身につけて患者さんの満足度アップに貢献することで、患者さんはもちろん歯科医師からの信頼も得られます。

認定歯科衛生士を目指す道も

昨今の歯科医院は、予防歯科や審美歯科、インプラントなど多様化する傾向にあり、それに伴い専門性の高い歯科衛生士も求められてきています。そのような歯科医院で働く際に取得したいのが、インプラントや歯列矯正など特定の分野の専門知識と技術を深める認定歯科衛生士の資格です。以下に、認定歯科衛生士資格の一部とその取得条件に関する基本的な情報をご紹介します。

  • 日本歯周病学会認定歯科衛生士
    日本歯周病学会が認定。条件は、5年以上の歯周病治療の経験と、実務経験単位と教育研修単位の合計が30単位以上、ケースプレゼンテーションによる試験合格など。
  • インプラント専門歯科衛生士
    日本口腔インプラント学会が認定。条件は2年以上継続して学会正会員であることに加え、インプラント治療の介助またはメンテナンスの3年以上の経験、学術大会や教育講座への参加、試験合格、口腔インプラント専門医からの推薦試験合格など。
  • 日本歯科審美学会歯科衛生認定士
    日本歯科審美学会が認定。条件は3年以上の学会会員歴と学会学術大会への出席、審査での合格、など。
  • ホワイトニングコーディネーター
    日本歯科審美学会が認定。条件は学会の会員であることと認定講習会への参加、認定試験の合格。
  • 認定矯正歯科衛生士
    日本成人矯正歯科学会が認定。経験年数、学職等により、1級と2級に分類される。条件は、学会会員であること、学会に認定された医療機関や大学病院などにおける3年以上の継続した従事など。

現場での経験が必要とされる資格が多く、なかには条件が厳しいものもあります。しかし、歯科衛生士としての可能性を広げることになるので、取得の価値は非常に大きいといえるでしょう。経験年数が条件に満たない場合は、目指す分野を得意とする歯科医院に勤務し、知識や技術を積み重ねておきましょう。

セミナーに参加して積極的に知識を増やす

日常業務での経験にとどまらず、さらなる知識を身につけたい場合は、セミナーへの参加がひとつの方法です。患者さんに喜んでもらえるスケーリングテクニックやその練習方法を学ぶことができたり、プロの歯科衛生士として活躍するための方法をレクチャーしてもらえたりと、歯科医院だけでは得難いものが得られます。

テクニックだけでなく、コミュニケーションやマナーに関するセミナーもあるので、患者さんへの対応に不安や疑問がある方は受講してみるといいでしょう。

専門性を深めて理想の歯科衛生士に

歯科衛生士にはさまざまな選択肢が広がっています。認定歯科衛生士の資格取得やセミナーへの参加は、多くの可能性を手にするきっかけとなるかもしれません。自分の興味や関心のある分野の専門性を深め、理想の歯科衛生士を目指しましょう。

いかがでしたか?

タカラベルモントでは歯科医療スタッフの皆さまがお持ちの職歴やスキルにあわせてご自身でコースをお選びいただき、必要なスキル全般を体系的に学んでいただける「デキる歯科医療スタッフになるセミナー」を開講しています。ぜひご活用ください!

 

参考:

タカラベルモントのタカラ塾「デキる歯科医療スタッフになるセミナー」