年に最低限1~2回は受けよう!歯科健診が重要な理由

健康診断は職場や自治体、学校で定期的に受ける人が多いですが、歯科健診を受ける人は少ないのではないでしょうか。しかし、健康診断と同様に、歯科健診も定期的に受けることが重要です。今回は、基本的な歯科健診の内容や理想的な受診頻度などをご紹介します。

歯科健診はどこで受ける?

歯科健診は、歯科医院あるいは自治体の保健センターなどで受けることができます。虫歯や歯周病などの自覚症状がない場合でも、気軽に問い合わせてみましょう。

健診による病気の予防、早期発見・早期治療は、将来的な治療費の削減につながります。また、健診をきっかけに、かかりつけの歯科医院を持っておくこともおすすめです。自分の体質や治療歴を把握しているかかりつけの歯科医院であれば、定期健診はもちろん緊急の治療の際も、スムーズで適切な対応をしてもらえるでしょう。

歯科健診の内容は?

以下に、基本的な歯科健診の内容をご紹介します。

  1. 虫歯のチェック
    虫歯は目につきやすいところだけでなく、歯と歯の間のような目立たないところにもできます。健診では、専門的な視点から虫歯の有無や状態をチェックします。
  2. 歯ぐきのチェック
    歯の周りにある「歯周ポケット」が深いと、歯周病もしくは歯周病予備軍である可能性が高いため、器具を用いてチェックします。
  3. 歯垢の染め出しチェック
    歯垢を歯垢染色剤で可視化して、歯のどの部分に歯垢がつきやすいのかをチェックするとともに、歯みがきのやり方の改善に役立てます。
  4. 歯石の除去
    自力では取り除くことが難しい歯石の除去をします。これは歯科健診のときだけでなく、数カ月に一度のペースで実施しておくことをおすすめします。
  5. ブラッシング指導
    歯並びや歯みがきの癖は、一人ひとり違います。そこで、歯ブラシ、歯間ブラシ、フロスなどを用いた適切なブラッシングの方法を個別指導します。

上記以外にも、必要に応じて口腔内粘膜のチェックを受けたり、あごの痛みや噛みづらさ、嚥下の問題などの相談をすることもできます。

歯科健診はどのくらいの頻度で受ければいい?

80歳になっても自分の歯を20本以上残そうという活動をしている「8020推進財団」では、年に1~2回の歯科健診を受けることを奨励しています。また、3~6カ月間隔で健診を受けていれば、虫歯や歯周病などの予防や早期発見ができるといわれています。自分の歯や口腔内の状況をふまえたうえで、適切な頻度で健診を受けましょう。

お口の健康のためにまずは歯科健診を受けてみよう

虫歯や歯周病のチェックだけでなく、セルフケアの指導もしてくれる歯科健診は、歯と口腔内の健康維持に有効です。自宅や職場の近所などの、通いやすい場所にある歯科医院で、まずは一度、歯科健診を受けてみましょう。