歯にもエイジングケアを!加齢によるトラブルに注目

人間の体には、加齢によってさまざまな変化が表れます。特に、肌や毛髪の変化は関心の高いところでしょう。当然ながら、歯や口の中も加齢によるトラブルは避けられません。いつまでも、健康な自分の歯を保つためにはどうすればよいのでしょうか。今回は、歯のエイジングケアについて考えてみます。

加齢による口の中の変化

若いときには歯や口の中に関する悩みがなかった人でも、年齢を重ねるとさまざまなトラブルに見舞われるようになるものです。歯の表面が徐々にすり減ったり黄ばみが強くなっていきます。また、歯肉に弾力がなくなって萎縮、後退すると、歯が長くなったように見えたり歯間に食べ物が詰まりやすくなります。
ほかにも、唾液の分泌量が減ることで口の中が乾きやすくなり、細菌が繁殖しやすい状態になります。さらに、咀嚼力や口の中の感覚の低下も起こり得ます。

以上のように、加齢によって口の中では実にさまざまな変化が生じます。心配されるのは、このような変化が歯や口の中のトラブルの原因となることです。具体的には、どのようなトラブルに結びつくのでしょうか。

加齢が原因で発生する歯や口腔内の代表的なトラブル

加齢が原因で起こる歯や口の中のトラブルは、さまざまあります。なかでも代表的なものを、以下にピックアップします。

虫歯や歯周病の悪化

唾液の分泌量が減ったり、歯肉が退縮することで虫歯になりやすくなります。また、歯周病も悪化する傾向にあり、最悪のケースでは歯が抜けてしまう恐れがあります。

ドライマウス

唾液には細菌の繁殖を抑える作用があります。唾液の分泌が減少して口の中が乾いた状態が続くと、感染症にかかりやすくなるだけでなく、味覚障害を招く可能性があります。

口腔内のがん

口腔内のがんは、舌がん、歯肉がん、口腔底がん、口蓋がん、口唇がんなどがあります。喫煙が発症リスクを高めるといわれていますが、非喫煙者も加齢とともに発症の可能性が高まるようです。

加齢による口の中や歯のトラブルの予防法

加齢による口の中や歯のトラブルを予防するには、日ごろからのケアがポイントとなります。具体的には、以下のようなエイジングケアを心がけましょう。

  • 歯の定期健診を受ける
  • 食事中はよく噛んで、唾液の分泌を促す
  • 十分な歯みがきやフロスケアをする
  • 喫煙をやめ、飲酒を控える

万が一、トラブルが生じた場合は、適切な治療を受けてください。そのうえで、症状の悪化を防ぐために毎日のエイジングケアを続けましょう。

毎日のケアで加齢に負けない健康な歯を保とう

歯や口の中のトラブルは、高齢者だけの問題ではありません。40代以上になると、徐々にトラブルを生じる可能性が高まります。加齢に負けず、いつまでも健康で丈夫な歯を保つために、毎日のエイジングケアを徹底しましょう。