支配タイプ?それとも服従タイプ?相手の「欲求」を読めば的確な対応がわかる

遅刻してきた患者さんに「遅れるときはお電話くださいね」と声をかけただけで怒られてしまったり、後輩の作業の進捗をそっと見守っていたら、「助けてほしかったのに何もしてくれなかった」と言われてしまったりと、よかれと思った言葉や行動が裏目に出てしまうことがあります。今回は、そのような行き違いが起きる原因をふまえて、どのように対応すればいいのかを考えます。

同じ言葉でも相手によって受け止め方が変わる

たとえ同じ言葉であっても、相手の性格や心理状態によって受け止め方は変わってきます。例えば、同僚の歯科医師が担当する患者さんについて、あなたが意見を述べたとしましょう。その結果として、「アドバイスしてくれてありがたい」と感謝されることもあれば、「うっとおしい」「うるさい」と思われることもあります。

人間には「支配欲求」と「服従欲求」がある

このような違いが生じるのは、人間には「支配欲求」と「服従欲求」があるからだといわれます。それぞれの欲求を持つ人との関わり方について、詳しく見てみましょう。

「支配欲求」が強い人は、他人の意見を嫌がる

相手を支配したいという「支配欲求」が強い人は、他人に意見やアドバイスをされることを嫌がる傾向にあります。摩擦を避けるためには、「◯◯したほうがいい」「◯◯すべき」といった言い方をしないほうが賢明です。

「服従欲求」が強い人は、他人の意見を取り入れる

相手に従うことを苦にしない「服従欲求」が強い人は、他人の意見やアドバイスに感謝して、どんどん取り入れてくれます。このタイプの院長や先輩に対しては、「子どもの患者さんが読めるように、待合室に絵本を入れてほしい」「この備品は危ないので、別のものに変えたい」といった、具体的な提案をするといいでしょう。

支配欲求と服従欲求のどちらが強い人なのかを見分けるには?

相手が支配欲求と服従欲求のどちらが強いタイプなのかは、他人に対して意見やアドバイスが多いかどうかを観察することで見分けられます。支配欲求が強い人は、他人の意見をあまり聞き入れない一方で、他人に対しては饒舌になりやすいようです。服従欲求が強い人は自己主張が控えめで、他人の話によく耳を傾けています。

欲求タイプの変化に合わせて対応を考えよう

人には基本的な欲求タイプがありますが、その日の気分によって変わることもあります。

例えば、ふだんは支配欲求タイプでも、気持ちが落ち込んでいるときは服従欲求タイプとなり、他人から声をかけられたがっている場合があります。また、いつもはアドバイスを聞いてくれない患者さんが、意見を求めてくることがあるかもしれません。

相手の欲求の変化に敏感になり、その都度ベストな対応を考えて接することが重要なのです。

相手に応じた接し方で円滑なコミュニケーションを

相手の欲求タイプに応じて的確な対応をすることは、患者さんに対するホスピタリティーの向上や、院内の人間関係の改善など、コミュニケーションの円滑化につながります。周囲の方々と接するときに取り入れてみてはいかがでしょうか。

いかがでしたか?タカラベルモントは先生と一緒にこれからの医院づくりについて考えさせていただきます。いつでもお気軽にお声掛けください。